目に関する常識のウソ その3
「近視は遺伝だから仕方がない。」と言う常識のウソ。
「お母さんも目が悪いんですか?じゃ遺伝ですから治りませんね。」
と言われて、がっかりされている方もたくさんいらっしゃると思います。
3歳から6歳で目が完成しますが、その時点ですでに近視であったり、弱視であったりしたなら、先天性、すなわち遺伝によるものだと判断してもいいかもしれません。
しかし、1年生のときは1.0以上で何の問題もなかった子が、その後、学校から検眼通知書をもらってきて、目が悪くなっているのに気づいたと言うケースは、遺伝によるものだとは言い切れないと思います。
一度は1.0以上見えていて、その後の生活環境(テレビの位置や部屋の明るさ等)または、生活習慣(ゲームをしだした、ビデオを見出した、字を書いたり、本を読んだりする時の姿勢が悪い等)によって視力が下がったのであればそれは先天的ではなく、後天的ということ、すなわち、単なる遺伝ではないと言えるといえるからです。
遺伝だと言う一言で片付ければ、あきらめも尽くし、簡単にことが済んでしまいます。
ただ、同じようにゲームをやっても、視力がなかなか落ちない子と、すぐに落ちてしまう子がいるのは確かで、目の悪い親の子は目の形が親に似てしまって、先天的に視力低下しやすい目になってしまっている、と言うことは考えられるでしょう。
しかし、0.7以上の調節緊張(仮性近親)ならまだ元に戻る可能性は十分あります。
さらにすでに近視になってしまっても近視は治りませんが、眼鏡を使わなくてもいい程度にまで視力を回復させることは十分可能です。
目が悪くなったら誰でも彼でもすぐに眼鏡にして、近視が進んだらさらにその度を上げればいいと言うこれまでのやり方では、重度近視を増加させることとなってしまいます。
遺伝だから仕方がないと初めからあきらめ、安易に眼鏡やコンタクトに頼るのではなく、
正しい常識を身につけ、少しでも近視が進まないようにするのが最善の策だと思います。
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